僕のサラリーマン人生

仕事

はじめに

時が経つのは早いもので、あっという間に37歳。サラリーマン人生も中盤。昨日ふと同じく37歳だった指導員の先輩との15年前のあるシーンを思い出したのでブログに書くことにしました。先輩との出会いは人生においても重要な意味があって、仕事以外にも多くのことを学びました。しかし、何かの本で読んだ「職場の先輩が将来の自分の姿」だと想像した時に「自分もこんな大変な生き方をするのか?」という大きな疑問と不安だったことは今でも鮮明に記憶に残っています。

今回は、当時の振り返りと15年後の現在についてお話しします。

15年前の先輩(当時37歳)

• 仕事:仕事人間(完璧主義者)

• 生活:労働組合の役員を兼任(公私混同状態)

• 貯蓄:財形貯蓄の積立で550万円(財形貯蓄を強くを勧めてきた)

• 独身:(バツイチ疑惑…)

• 趣味:酒、キャバクラ好き(いつも連れて行かれた)

• 保険:加入派(無保険はあり得ないと強く勧めてきた)

• 住居:新築マンション購入(独身なのにすごい)

• 車:新車しか買わない主義(永遠に車のローンを払ってる)

15年前の僕(当時22歳)

• 仕事:先輩にやらされてる感(休日の浪費が楽しみ)

• 生活:遊び最優先(禁煙3年目、酒飲まない、ギャンブル脱却)

• 貯蓄:50万程度(ほぼ無いに等しい)

• 独身:3年ぶりに彼女ができる(現在の妻)

• 趣味:ゴルフ、釣り、スノーボード(アウトドア派の友達多め)

• 保険:先輩の勧めで加入(生命、入院、ガン、医療)

• 住居:独身寮で自由生活(ゴミの分別したことなかった)

• 車:調子に乗りローンで大きなSUVを購入(先輩の教えで多額のローン地獄)

当時、遊びたい盛りの僕は貯蓄がほぼ無かったので、仕事もできるし550万円の財形貯蓄を持つ先輩を尊敬はしていたが、必ずしもそのようになりたいとは思えなかった。毎日残業をして、休日も組合に追われる姿を見て何も楽しそうに見えなかった。ついに僕も労働組合の役員に誘われた際は、先輩には申し訳ないが断じて辞退。いつも飲み会の後は後輩を引き連れてキャバクラへ行くが、いい大人が結婚もせず酔っ払って遊んでいる姿には違和感があった(後に先輩はバツイチだったことを知る)

現在の僕(37歳)

• 仕事:必要最低限(家族の生活のため)

• 生活:子供中心(家事、育児)

• 貯蓄:金融資産1500万円(絶対先輩には言えない)

• 既婚:二児の父(まだまだ死ねん)

• 趣味:家族旅行(宮古島、石垣島をヘビロテ)

• 保険:生命保険のみ(まだまだ死ねん)

• 住居:社宅(家賃3万ちょい)

• 車:2台所有(外車と軽自動車、ローンなし)

• その他:スキル習得中(英語学習、サイクリングガイド、短編映画制作など)

現在のライフスタイル

付き合った彼女と5年の交際を経て結婚し、二児の父となった。4年前から投資を始め、すでに当時の先輩の3倍ほどの金融資産を所有している。投資を知って本当に良かったと思う。定年まで働く気はなく、好きなことを仕事にするために日々模索中。特に今は、脚本から仲間と作る自主映画制作がとてもやりがいがあって楽しい。当然の話だが、キャバクラに金を使うようなことは一切無いし、夜の街も25歳で卒業している。

先輩の影響と自分の選択

当時、上司からは「先輩の背中について行くように」と言われていたが、その道を選ばなくて良かった。むしろどこか怖くて選べなかった。組合の様子は今でもたまに宗教的な雰囲気すら感じる。あの時、断る勇気があって良かった。そして当時、先輩はストレスから難聴や円形脱毛症を患っていたこともあった。あれはマジでヤバいと思った。僕はずっとフッサフサの健康体。笑

ファーストインプレッション

労働者であるサラリーマンの中には、先輩のように自己犠牲をして会社や組合のために働く人もいれば、僕のように家族のために働くことを選び、ずる賢く立ち回ってコツコツ資産形成を行いながら早期退職を目指す生き方もアリだと思う。人生、何事も違和感や不安に思うようなファーストインプレッションは心からの信号!その気持ちを素直に捉えて慎重に行動すべきだと思います。

振り返りと今後の目標

入社当初から、いつかは家族を持つことが夢だった僕は、実際に二人の子どもにも恵まれた。仕事を終えて帰宅し子供たちの顔を見ると心から幸せを感じます!この幸せをさらに広げるために資産形成を続け、いつかはやりたい仕事にシフトチェンジし、今よりもなりたい自分になれたら、これ以上の幸せはありません。その為にはやるしかない!自分の気持ちに正直に行動した結果、今があります。他人に何を言われても自分を信じることが大切です。今となってはどんな先輩や上司の姿を見ても何も思うことはありません。自分の道を生きるのみ!それではまた。

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